TIN (Tax Identification Number - 納税者番号) とは?納税者番号の調べ方
- 6月2日
- 読了時間: 3分
更新日:6月13日
海外の銀行で口座を作ろうとしたとき、申込書(アプリケーション)に「TIN」という入力欄があって戸惑った方も多いのではないでしょうか。TINは Tax Identification Number の略で日本語では納税者番号のことです。

なぜ海外の銀行はTIN(納税者番号)を聞くのか?
海外で銀行口座を開設すると、必ずと言っていいほどTINの記入を求められます。これは CRS(共通報告基準/Common Reporting Standard) という、各国の税務当局が銀行口座の情報を自動的に交換し合う国際的な仕組みのためです。
銀行は口座保有者がどの国の納税者であるかを把握し、その国の税務当局へ情報を報告する義務があります。そのために、口座開設時に「あなたの納税者番号(TIN)は何番ですか」と確認されています。
日本の納税者番号(TIN)は?
個人のTINはマイナンバー(12桁の番号)です。日本居住者が海外で銀行口座を作るときは口座開設の申込書のTIN欄にマイナンバーを記入します。
法人のTINは 法人番号(13桁の番号)です。この番号は国税庁 法人番号公表サイトで誰でも検索・確認できます。
香港の納税者番号(TIN)は?
個人のTINはHKID(香港IDカード)の番号です。最初のアルファベットは含めます。最後の括弧内の数字は除きます。
例:HKIDの番号が M012345(6)であれば、TINはM0123456です。
法人のTINはBR(商業登記証/Business Registration Certificate)の番号です。最初の8桁がTINにあたります。
例:BRナンバーが 12345678-999-99-99-9 であれば、TINは12345678です。
シンガポールの納税者番号(TIN)は?
個人のTINは、国民・永住権者(PR)の場合は NRIC番号、外国人の場合は FIN(Foreign Identification Number) です。どちらも「アルファベット1文字+数字7桁+末尾のアルファベット1文字」の9桁構成です。
例:NRICは S1234567A、FINは G1234567L のような形式です。
法人のTINは UEN(Unique Entity Number)です。会社をACRA(会計企業規制庁)に登録すると自動的に発行されます。
タイの納税者番号(TIN)は?
個人の場合、タイ国民は13桁の国民ID番号がそのままTINになります。外国人(タイの国民IDを持たない人)は、タイ歳入局(Revenue Department)に申請して13桁のTIN を発行してもらいます。
法人のTINは、タイの 会社登録番号(13桁)を使用します。
なお、2024年1月1日以降、タイは国外で得た所得をタイ国内に送金した場合に課税する取り扱いとなりました。タイの税務居住者(暦年で180日以上滞在)が年金・投資益・給与などの所得をタイに送金する場合、確定申告の義務が生じTINが必要になることがあります。
その他の国のTINを調べたいとき
上記以外の国については、以下の公的資料で各国のTINがどの番号にあたるかを確認できます。
国税庁の資料になります。各国のTINが記載してあります。
OECDのリンクです。各国のTINはどの番号を見れば良いのか分かります。
Donnect(ドネクト)は香港の日系会計事務所です。香港の会計税務等でご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
<本ブログは2025年1月13日作成の内容を2026年6月にアップデートしたものです。>


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