香港法人の減資について
- Yui Ohata
- 2022年3月21日
- 読了時間: 1分
会社の資本金を減少させることを減資と言います。香港法人の減資の手続や会計処理はどのようになっているのでしょうか。

減資とは会社の資本金を減少させることです。以前は減資を行うには裁判所の許可が必要でしたが2014年に施行された新しい会社法では裁判所の許可を必要としない減資が可能となりました。
1. 減資の手続
減資の手続は以下のようになっており、通常は6〜8週間程度かかります。
2. 減資の会計処理
減資を実施した際の会計処理を簡単な例で見てみましょう。
減資前の決算書

減資前の状態です。資本金400、利益剰余金100、負債はなくて資産は現金500のみです。
減資をして株主に現金を払った

資本金100を減資して株主に戻しました。
(仕訳)
資本金 / 現金 100
減資をしたけど現金は払っていない

資本金100を減資しましたが現金は株主には払っていません。
(仕訳)
資本金 / 資本剰余金 100
減資は以前よりも簡単にできるようになりました。減資を考えていてご質問がある場合は是非お問い合わせください。>>お問い合わせ


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