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香港ITPアカウントの開設方法|HKIDなし・日本在住でもオンラインで申請できる手順

6 時間前
読了時間: 4分

香港税務局(IRD)の個人用ポータル「ITP(Individual Tax Portal)」は、個人の税務申告書の電子申告などに使うアカウントです。法人用のBTP(Business Tax Portal)を使うには、先にITPアカウントを持っている必要があります。

HKID(香港身分証)をお持ちでない日本在住の方でも、パスポートを使ってオンラインで開設を申請できます。この記事では、実際の申請画面に沿って手順を解説します。




ITPアカウントとは

ITPは、IRDの電子税務サービス「eTAX」の個人向けポータルです。個人の税務申告書(BIR60)の電子申告、課税通知の確認、居住者証明書(CoR)の申請、税務代理人の指定などをオンラインで行えます。


BTPを使うにも、先にITPが必要

法人用のBTPのユーザーアカウントは、ITPアカウントを持っていないと登録できません。BTPを使えるようになるまでの流れは次のとおりです。

  • ITPアカウントを開設する(この記事の手順)

  • ITPにログインし、「Register for BTP User Account」からBTPのユーザーアカウントを登録する(ユーザー名とパスワードはITPとは別のもの)

  • BTPのプロフィールで、担当する会社を追加する

  • 会社側で、その方をBTP AdministratorまたはAuthorized Userに指定する



HKIDなしで開設する場合の全体の流れ

HKIDをお持ちでない方は、オンラインで開設を申請し、IRDの確認を経て郵送でアクセスコードを受け取ります。アクセスコードは申請から7営業日以内に発送されます。日本の住所の場合は、これに国際郵便の日数が加わります。

なお、HKIDをお持ちの方はもっと簡単です。iAM Smartがあれば登録なしでそのままITPにログインでき、パスワード方式でもTINとHKID番号でアクセスコードを申請できます。香港の携帯番号をIRDに届け出ていれば、アクセスコードはSMSですぐに届きます。


事前に準備するもの

  • パスポート番号

  • パスポートのコピー:顔写真と個人情報が載っているページ(JPG・PNG・PDF、10MB以下)

  • 住所確認書類:公共料金の請求書、銀行またはクレジットカードの明細書など、郵送先住所が記載されたもの(JPG・PNG・PDF、10MB以下)

  • 携帯電話番号

  • メールアドレス


ITPアカウントの申請手順


ステップ1 申請ページを開く

GovHKのITPアカウントのページを開き、一番上の「Apply for ITP Password」をクリックします。





ステップ2 利用規約に同意する

利用規約(Terms and Conditions)を最後までスクロールし、「Yes, I accept」をクリックします。





ステップ3 「TINなし」を選ぶ

「New Account Registration」の画面で「I do not have a TIN (for eTAX login)」を選び、「Continue」をクリックします。




ステップ4 アクセスコードの申請に進む

iAM Smartの案内が表示されたら、「Continue to apply Access Code」をクリックします。




ステップ5 氏名・生年月日を入力する

英文氏名(Mr / Ms などを選び、Surnameに姓、Given Nameに名)と、生年月日(日/月/年)を入力します。




ステップ6 パスポート情報と電話番号を入力する

•     HKIC番号の欄は空欄のまま、「Passport Number (for non-HKIC holder)」欄にパスポート番号を入力します。

•     「HKIC / Passport Copy」に、パスポートの顔写真ページのコピーをアップロードします。

•     Digital Certificateのチェックボックスにはチェックを入れません。

•     携帯電話番号は、日本の番号なら先頭の0を取って81を付けます(例:09012345678 → 819012345678)。




ステップ7 メール・住所・住所確認書類を入力して送信する

メールアドレスと郵送先住所を入力し、「Address Proof」に住所確認書類をアップロードします。内容を確認して「Submit」をクリックします。




ステップ8 アクセスコードを受け取って登録する

アクセスコードの通知が届いたら、ITPのログイン画面から通知に記載の番号とアクセスコードを入力し、ご自身のパスワードを設定して登録を完了します。アクセスコードには有効期限があるため、届いたらすぐに登録してください。


よくある質問

Q. 香港のTINをすでに持っている場合は?

A. 過去に個人の税務申告書(BIR60)や給与税の課税通知を受け取ったことがある方は、そこに記載のTINをお持ちです。ステップ3で上の選択肢にTINを入力してください。


Q. iAM Smartは使えますか?

A. iAM SmartはHKIDの情報で本人確認をする仕組みのため、HKIDをお持ちでない方は使えません。ステップ4のとおり、アクセスコードで申請してください。


Q. 日本の携帯電話番号で登録できますか?

A. 登録できます。ただし、IRDがSMSを送るのは香港の携帯番号だけなので、アクセスコードは郵送で届きます。


Q. 郵送先を日本の住所にしても大丈夫ですか?

A. 問題ありません。ただし、郵送先住所と住所確認書類の住所は一致させてください。国際郵便の分だけ、届くまでに時間がかかります。


手順書(PDF)のダウンロード

この記事の手順を、画面のスクリーンショット付きでPDFにまとめました。申請するときにお手元でご覧ください。


まとめ

HKIDをお持ちでない方でも、パスポートと住所確認書類があればITPアカウントをオンラインで申請できます。BTPを使う予定がある場合も、まずはITPの開設から始めてください。

Donnectでは、香港法人の設立・会計・税務申告・会社秘書業務を日本語でサポートしています。ITPやBTPの開設でお困りの際は、お気軽にご相談ください。


参考

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